東海道五十三次“濱松・冬枯ノ図”のほうき再現プロジェクト

赤シダほうき

[ 参考資料 ]  2015/08/05

赤シダほうき
外を掃くのに使われている一般的な箒です。パルミラという木の葉柄部分を切り落とし、そこから繊維を取り出して箒を作ります。

パルミラの主な産地はインド、スリランカで、自生しています。

赤シダほうきのgennryou パルミラ

赤シダほうきの歴史は意外に浅く、明治40年前後に棕櫚(しゅろ)箒の代替品として作られたと言われています。以前は土間箒(どまほうき)とも呼ばれていました。

 

パルミラの繊維は他の天然繊維と比べ、太くコシがあるのが特長です。また、パルミラの繊維は比較的安価に入手できるので、その分コストを抑えて作ることができます。

ただ、水に弱く、使用を繰り返すと、箒の両側がそれぞれ外側にめくれるような状態になります(どうしても葉柄部分であった頃の形状に戻ってしまいます)。

 

棕櫚箒が衰退した一方、赤シダほうきは戦時中の一時期を除いて、発売以来全国で使われ続け、現在日本で最も使われている箒です。

*パルミラの繊維をインド・スリランカから入手していますので、戦時中、海上権を失った時期から終戦まで日本への輸出は停止されていました。