東海道五十三次“濱松・冬枯ノ図”のほうき再現プロジェクト

黒シダほうき

[ 参考資料 ]  2015/08/21

黒シダホーキ

 

外の細かいホコリを掃くのに使われているほうきです。ベランダや玄関などの掃き掃除に重宝します。アレンという木に巻き付いている繊維を取り出し、精製してほうきを作ります。

アレンの木及び繊維の主な産地はインドネシアで、自生しています。巻き付いている繊維は採取後、5〜6年すれば再び収穫できます。
収穫した繊維のうち、ほうきとして採用されるのは全体の30%前後しかありません。

 

アレンの木

 

黒シダほうきは、昭和48年(1973年)にアズマ工業から初めて日本で発売されました。当時はヒタムファイバー(現地の言葉で「ヒタム=黒い」)として販売されていました。

黒シダの繊維は非常に細かく、同じ形状の箒を作るのに、赤シダの場合1000本の繊維が必要なところ、黒シダの場合4000本の繊維が必要となります。一本一本の繊維が細かく柔らかいためコシは弱めですが、水に強く(繊維は海底の電線を保護するのに使われていたくらいです)、丈夫なのも特長の一つです。

発売当初は赤シダほうきの市場価格よりも3割〜5割高めであったにもかかわらず、口コミで一気に広がったほうきです。